こわい人
いつも怒っている人はべつに怖くない。
常に何かに怒っている人は、大抵、ひとつひとつの怒りの深度は浅い。
怖いのは、一見とても愛想がよいのに、ささいなことで手のひらを返す人たちだ。
この手の人たちの共通点は、よく知りもしないうちから、相手のことを大絶賛することだ。
ささいなことに感激して、勝手に相手を完璧だと信じてしまう。
そして、自分の愛した完璧なものには惜しげもなく金や愛情を注ぐ。
だから、その完璧な相手に少しでもケチがつくと、烈火のごとく怒り出す。
おそらくそういう人は、何かを好きになるたびに同じことを繰り返しているだろう。
小さなことで過剰に信じるから、小さなことで裏切られたと感じる。
全力で愛したものに、それと同じだけあるいは倍になった憎しみを覚えるのはとても苦しいことだろう。だから怒るんだろうし。
怒りのきっかけが相手のミスだったり、小さな無礼だったり、客観的に見て相手が悪い場合が多いから、なかなか自分の考え方の癖に気づかないようだ。
結果、彼らはあらゆる事物に対して同じことを何度経験しても、人間だれしも間違うことはある、という境地にはなれない。
ただ、こういう状態は、普段そうでない人でも、恋愛などの感情が強く揺れる場面でなら十分起こり得るだろう。
身の回りで苦しいことや腹立たしいことが起こったら、自分の感情が過剰でないか振り返ろうと思う。
相手のことをよく知ろうとしたか、期待しすぎていなかったか、勝手な人物像を押し付けていなかったか。
ちょっと立ち止まって考えると、楽になれるかもしれない。
以上、こわい人から学んだことでした。
360円(税込)のさくさく
やつらをどうするか
地震が他人事だったあの頃からもう20年以上経つわけですが、我が家に未だに足りない防災が、飼い猫をどうするか問題。
ねこ2、ワン2の我が家。まあもうしばらくこの数でしょう。
ワンコたちはね、呼べばくるし、捕獲も簡単だ。
しかしねこは困る。
まだ、家が揺れただけとか、即倒壊して犬猫人間もろともやられたなら仕方ないけど、もし倒壊しかけたおうちから連れ出すとなったら、これは大変だ。
びびった猫がとる行動はふたつにひとつで、ひとつは全力で飼い主にしがみつく。
もうひとつは、すべてを拒絶して牙をむく。
飼い猫道極めてるあいつらは、普段の病院こええええ!なら普通に前者だけど、もし未曾有の大震災に見舞われたら、どうするかはわからない。
地震にびびった猫はつかまえて人間の手で揺らしてやると安心するっていう話は聞いたけど、まず捕まるかどうかわからないんだよね。
キャリーや常備品を用意してても、本猫が捕獲できなきゃな。
みなさんどういう備えしてるんだろう?
やっぱり、そのときになってみないとわからない?
今日の教訓
「お申しつけください」は書き言葉に違いない。
3回も噛んだ😭
熟成型ブロマンス
「X-MEN: アポカリプス」(字幕)
念願の2回目!
今度は前二作も旧三部作も観たから全力で萌えに行くぞ!と意気込みすぎてパンフ買えなかった…先に買っとくんだった(終わったら売店閉まってた)
アポカリプスのハイライトは、エリックがポーランドの森でひっそりささやかなしあわせつかんでたこと…😭
わたしファスのいい笑顔見たさにファーストジェネレーションのエリチャ修行シーンリピりまくったんだから😭
最後、エリックがチャールズのこと思い出して涙こぼすとか、何も知らなくてもふぉっ!?てなったけど、ふたりの因縁未来編までみちゃった今では納得の展開。
そんなだから、エリックはチャールズの死を軽く見たパイロを叱ったんだなてさらに納得…(X3とアポカリは時間軸は違うけども)
エリックは何度もチャールズと袂を分かっているけれど、決して後悔してない。でも、心残りはあり続ける。だから、別の道を歩んだとしてもチャールズの道も尊重するのだった…😭
とまあこんな感じでエリック萌えが著しいけど、ほんとはチャールズが好みです。
タレ目のまかぼいがどストライクすぎてきゅんとくるのでした。ハゲてもすてき。
それにチャールズはすごいよ。あんな能力を持っているのに、決して愛に満ちた少年期でもなさそうなのに、ずっとやさしいままでいるんだから。
それは人の苦しみを見過ぎたからなのか、生来の善きお坊ちゃんなのか、どんなにどん底で心が荒れてても、仲間のために動くし、人間を殺したくないし、因縁のエリックと再会する決意をできるのだ。
XMENという物語は、人の心をたくさん覗いてきたチャールズに人を信じる道を選ばせることで、きっと人間も捨てたもんじゃないんだという救いを我々に与えてくれるよね。
三作かけてチャールズとエリックのブロマンスをこんなに丁寧に描いてくれるなんてほんと贅沢な映画だ😭🙏💕
新三部作のBlu-ray出るの楽しみにしてる…!
F&P完全版で収録されたらいいなぁ…(ローグエ・ディションは未視聴😭)
さあ、泳ぎましょ♪
「ファインディングドリー」(吹替)
どうしても映画館で観たかったので、すべりこみで視聴。
期待を裏切らないおもしろさでした。
陽気な忘れん坊ドリーの過去が明らかに。
前作での何気ないドリーのおもしろ行動が、実はとても切ないエピソードにつながっていたことが、わりとしょっぱなから明らかにされて、きゅんとくる状態で最後まで突っ走る感じでした。
もうねぇ、ドリーがマーリンとニモの名前連呼するのがすごくうれしいよね♡
ドリーのおとうさんとおかあさんはおでこの形が違ったね。いっぱい出てきたほかのナンヨウハギはみんなドリーとおんなじ形だったから、あれはキャラ付けかな?
お魚詳しい人の解説探したい。
エイ先生の大移動とか、クラッシュの登場の仕方とか、クレジット後のおまけとか、前作大好きだとたのしいシーンがいっぱいだったよ。
ピクサーの映画で一番最初に映画館で観たのが、ファインディングニモ。
DVDの再生回数もいちばん多い。
夏になるととても涼しげで、流しているだけで気持ちいい!
あと、ニモは歴代ピクサーソフトの中で一番コメンタリーが面白い。
監督三人が好き勝手喋ってるし、途中でお菓子食べ出すし、自由すぎる。
アンドリュー・スタンソン監督の熱のこもったプレゼンテーションも観られるので、おすすめです。
今回続投はスタンソン監督だけみたいだけど、ドリーも円盤ぜひ買いたいな。
観たのは月曜だったけれど、夏休み最終盤の子供たちでいっぱいだった。
もしかして、ニモを観たとき子どもだった人が、自分の子ども連れてドリー観にきてたりするんだろうか。